■ ID | 431 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 都市地盤データベースの地質学的高精度化 −東京・中川低地の例− |
■ 著者 | 木村克己
K. Kimura
(独)産業技術総合研究所 田辺晋 S. Tanabe (独)産業技術総合研究所 石原与四郎 Y. Ishihara 福岡大学 中山俊雄 T. Nakayama 東京都土木技術研究所 八戸昭一 S. Hachinohe 埼玉県環境科学国際センター 宮地良典 Y. Miyachi (独)産業技術総合研究所 稲崎富士 T. Inazaki (独)産業技術総合研究所 |
■ 出版元 | (社)地盤工学会 |
■ 出版年 | 2004 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第39回地盤工学研究発表会、平成16年7月8日 |
■ 抄録・要旨 | 従来から七号地層と有楽町層とでは土質工学的特性に大きな違いがあり、東京臨海部の泥層で比較すると、有楽町層ではN値0-3、正規圧密状態であるのに対して、下位の七号地層ではN値7以上、過圧密状態であると理解されている。このような違いをもたらす主要な要因として、年代効果と過去の荷重の除去があげられるが、今回示した両層の特徴とその整合的関係は両層の土質特性の違いが主に堆積環境に起因していることが判明した。
また、埼玉県草加市と東京都江戸川区におけるボーリングコアの比較から、同一層準においても堆積環境の違いにより、土質特性が大きく異なった。このことから、沖積層の高精度な堆積相・堆積環境の解析とその面的な評価によって、沖積層の土質工学的な特性を高精度に予測できるものと期待される。 |
■ キーワード | 七号地層、有楽町層、沖積層、ボーリングデータ、地理情報システム |
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